■ 税務・経理 ■
 商工会では税務・経理に関する様々な相談について的確なアドバイスを行います。
お気軽に お寄りください。帳簿等の記帳についても指導いたします。


▼帳簿づけは古くから行われていた
 イタリアのヴェネチアでは、1494年当時、商人たちはすでに複式簿記による帳簿づけを行っていたそうです。日本では、江戸時代の1710年当時、越後屋呉服店(現在の三越百貨店)が、各支店に帳簿を提出させ、本店で良く吟味する体制をとっていました。
 日本の場合、近代的な納税制度が導入されたのは明治時代以後で、現在にような所得税制度は明治20年からであって、当然、江戸時代には税法や商法などはありません。つまり法律等で義務づけられていたわけではないのに商売熱心な商人達は債権、債務を正確に帳簿につけていたのです。なぜ、このように古くから行われていたのでしょうか?


▼帳簿つけは商売繁盛の秘訣
 事業が継続し信用が高まるにつれて、商品(製品)の引渡しや、労務の提供などにおいて現金取引が少なくなり、信用取引が多くなってきます。そこで、それぞれの取引を忘れないように記録しておかなければならないことから、取引の備忘用として帳簿づけが必要になったと考えられます。さらに帳簿づけによって、売掛金などの債権や買掛金などの債務を正確かつ迅速につかむことができ、適切な資金繰りや資金計画が可能になります。つまり税金の計算のためとか法律で決められているからと言うのではなく、商売繁盛の秘訣が帳簿づけによる経営状態の正確な把握に有ることを商人達は経験上知っており、商売上必要だったのです。この帳簿のメリットは今日でも変わりありません。


▼帳簿の目的
帳簿をつけることによって次のことが可能となります。
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経営の意思決定に役立つ資料を作成する
自社の経営状態を正確に把握し、適切な意思決定に必要な資料を作成します。従って帳簿つけは義務ではなく権利とも言えます。
自社の収益力が把握できる
一定期間の営業活動でどれだけ儲かったか(損をしたか)がつかめます。
自社の財務状態がつかめる
ある時期(決算日)に現金、預金などの資金はいくらか、借入金などの負債はどれだけあるかを把握します。
会社を法律的に守る
正規の簿記の諸原則に基づいて日々記帳された会計簿は証拠能力があります(刑事訴訟法第323条)。そしてそれがいざと言う時に会社を守ります。



■個人企業を守るのは日々の誠実な帳簿づけが大事なのです■

※税務・経理についての不明な点はお気軽に商工会へご連絡ください。


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